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「眼」の構造 PART3

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PART1、PART2では、角膜や水晶体や毛様体等についてご説明しましたが、ラストのPART3ではこれら以外の目の構造について書いていきます。

 

まず第一に「チン小帯」です。

これは水晶体と毛様体の間にある線維組織です。

毛様体が「チン小帯」を引っ張ると水晶体が薄くなり、逆に、緩めると水晶体が厚くなります。

つまり、水晶体をレンズであるとするならば、チン小帯を含む毛様体はレンズの強弱を調整する組織であるといえます。

 

第二に「硝子体」です。

これは血管や神経が通っているわけではなく、99%の水分で構成されているものです。

眼球の7割弱がこの硝子体で構成されているのです。

働きとしては、眼球の形状を保つ役割があります。

眼球は本来ピンポン玉の形をしていますが、硝子体があることによって内部からの圧力をかけて、形を崩れないようにしているのです。

 

第三に「房水」です。

これは、角膜と虹彩の間にある「前房」と虹彩と水晶体の間にある「後房」を満たしている透明な液体のことです。

主な役割は、血管のない角膜や水晶体などに酸素や栄養を運び、なおかつ、これらの組織で不要になった老廃物を回収することです。

「房水」は毛様体で分泌され、その役割を終えると角膜の隅にある「シュレム氏菅」から排出され、眼球の外にある血管に吸収されます。

この排出がうまくいかないと、房水が眼球の中にたまり、「眼圧」が高まってしまうのです。

(出典『家庭で出来る 超音波療法で視力が回復』)

イラスト

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