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皆様 こんにちは!今回はアフターケアに来られている方の話を公開いたします。
去年11月末に新大阪店で始めた淀川区の景子さん(40歳)のきっかけは目の病気です。
去年7月に文字を見るとき、右目は乱視のように2重が見えてきました。その時に「そろそろ老眼がきたかなあ。。。」と思い、2か月間放ってしまいました。片目で見ると、文字は2重になっていたが、両目だったら、軽減されて、あまり気にしなかったようです。でもよく考えてみて、片目だけは老眼になるかと不思議で去年9月に初めて眼科に行き 先生に検査してもらいました。
「よく放ってましたね」と眼科の先生にすごく怒られました。なぜかというと放って置くと「失明する可能性が高い病的近視」だと診断されました。「病的近視」は屈折度数を問わずびまん性網膜脈絡膜以上の萎縮性変化(特に乳頭耳側)もしくは、後部ぶどう腫を有する状態です。
1位 |
緑内障 |
25.5% |
2位 | 糖尿病網膜症 | 21.0% |
3位 | 網膜色素変性 | 8.8% |
4位 | 病的近視 | 6.5% |
5位 | 黄斑変性 | 4.2% |
平成17年度厚労省 網膜脈絡視神経委縮症調査研究班報告書
多くの近視では眼鏡などによる矯正により、良好な視力を得ることができます。しかし、「病的近視」になると、眼底などに様々な合併症を生じ、矯正をしても視力が出ない状態となり、ひどくなると失明する可能性があります。視覚障害1級の原因疾患として、病的近視は我が国で4番目に多い疾患です。
景子さんは小学校2年生から視力が低下、4年生にメガネをかけました。メガネを作る前、目がいいお父様にすごく怒られました。しかし、「視力を矯正したら見える」ので、メガネをかけたらいいだと景子さんは当時安易に思ってしまいました。もしその時から、少しでも視力の低下予防をしたら、ここまで強度近視になり眼病にならないのではないかと後悔したようです。
視力の低下でメガネをかけることについて仕方がないと思われている方は多いと思うが、さらに視力の低下に対して、皆様に何とかしていただきたいです。普通の近視だと思っていたが、まさか眼病になると思わなかった景子さんの話をもっと多くの方に知っていただきたいです。
近視になってもすぐに眼病になるわけではないので、異常な緊張になる必要はありません。しかし視力の再低下に危機感を持った方がいいです。どこまで下がるかと全く予測できないからです。視力の低下が進んだら、メガネの買い替えを簡単にできるが、目自体の健康をあまり考えられていない方が多いのではないでしょうか!
よく成長期のお子様は視力の低下が早いと言われています。その理由は成長期には身長が伸びるとともに、眼球(眼軸長)も発育して大きくなる為に近視になりやすいです。大人になったら、身長は伸びない関係で視力も下がらないと思われている方は多いが、今の時代において、その考えはもう不適だと思われています。なぜなら、大人でもスマホ・パソコンなどの端末機器は仕事・生活には欠かせないようになり、そちらからの眼精疲労により低下し続ける方も増えています。
だから歯周病予防として毎日歯を磨くのように、ご家族皆様の眼のケア用品としてお勧めいたします。