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近年、就寝中につけるハードコンタクトレンズ【オルソケラトロジー】をよくきかれます。理屈としては視力の矯正(メガネ・コンタクトなど)と同じ、使用することによって、良好な視力が得られます。しかし、使用する時間は普通のコンタクトレンズと違い、夜寝る前につけたままで、朝に起きたときに外します。その一晩で角膜の形を平らに変化し、眼底前に結ばれ見えにくい画像を眼底の網膜上で結像させ、見えるようになります。スポーツという趣味・習い事などにとって、良好な視力がすぐに得られると求められる方に進められているようです。
1940年代に開発され、アメリカでは2000年頃に製品化されました。日本においては、2009年4月に厚生労働省の承認を取得しています。安全性は検証されていますが、普通のコンタクトレンズと同じ、実は角膜感染症になって入院が必要になったり、後遺症を残したり、角膜移植が必要になったりする人も年間何人もいると眼科の先生にも警告されているようです。特に、10代の若い人、時には10歳未満の小さい子供さんが使ったりすることもあるオルソケラトロジーだから、危険性を眼科の先生に啓蒙する必要はあると考えられます。
オルソケラトロジーにお勧めの方
・裸眼でスポーツを楽しみたい方
・メガネやコンタクトレンズがわずらわしい方
・外科的手術(レーシック等)が怖いという方
・軽度~中等度の近視、乱視
*ドライアイ等の目の病気がなく、角膜内皮細胞密度≧2000/mm²
*20歳以上が原則
20歳未満は慎重処方として、「保護者の監督のもと、レンズの装用と管理が適切に行われている確認」が必要になります。
世界で最初の眼科用超音波治療器は1960年代に日本東京医科歯科大学の医学博士山本由紀雄教授が完成しました。開発されたのはほぼ同じ時期で1960年代でしたが、製品化されたのはオルソケラトロジーが30年後でした。
安全性に関しては、両方とも検証されていますが、眼病と角膜内皮細胞数が少ない方はオルソケラトロジーを使用禁止されているようです。
費用に関して、医療機関によってオルソケラトロジーのコストは異なりますが、両目平均16万前後で、10年間使用し続けることには50万前後が必要になります。これに対して、超音波療法は機器の初期費用が12万円で、追加料金・定期サポート料金もなし、家族で使用する場合はさらにコストパフォーマンスが良いです。ただし、視力の変化の即効性はオルソケラトロジーより長く、個人差によって1か月~半年間以上がかかる場合があります。
超音波治療器の使用により、血流の循環・毛様体筋のこりへ作用して、目の細胞組織を活性化でき、ピント調整の役割をする毛様体筋・視神経の異常緊張を解消し、視力を徐々によくする方法です。視力が回復する度合は個人差によりそれぞれ違いますので、ご自身の回復力・回復時間について店舗スタッフと相談して、体験を受けてから始めることがお勧めです。気になる方は下記のリンクでお問い合わせしてみてください。